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谷崎軌道の雑学講座

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皆さんこんにちは!

神奈川県横浜市を拠点に軌道工事などを行っている

谷崎軌道、更新担当の中西です!

 

 

~日本の鉄道を足元から支える!✨~

 

 

毎日、時間どおりに走る日本の電車
その“当たり前の安心”を支えているのが――
**軌道工事(きどうこうじ)**のプロたちなんです

彼らがいなければ、鉄道は一日たりとも安全に走ることはできません。
でも、実はあまり知られていない“縁の下の力持ち”の仕事なんです


 1|軌道工事ってどんな仕事?

簡単に言うと、「線路の健康を守る仕事」

線路の下には“まくらぎ(枕木)”や“バラスト(砕石)”が敷かれていて、
その上に“レール”がピタッと固定されています。

電車が走るたびにレールには大きな力がかかり、
少しずつ歪んだり沈んだりしてしまうんです

そこで登場するのが、軌道工事士たち
夜間や運休時間を利用して、
レール交換
締結装置の点検
バラストの入れ替え
などを行い、線路を“まっすぐ・安全”に保つのです


 2|夜の線路に光るプロの技

多くの軌道工事は“終電後の深夜”に行われます

昼間は電車が走っているため、
作業できるのはわずか数時間。
その限られた時間で、チームが息を合わせて一気に作業を進めます

線路の角度を1mm単位で調整する精密さ、
安全確認を怠らない集中力、
現場全員の“チームワーク”――

この3つが揃ってこそ、翌朝の始発が安全に走るんです


3|見えない場所で社会を支える誇り

軌道工事は、目立たないけれど社会に欠かせない仕事。
“安全・正確・迅速”が求められる現場で働く職人たちは、
一つひとつのボルトに誇りを込めています

「今日も無事故で列車が走った」
その一言が、何よりのやりがいになるんです


 4|まとめ:鉄道の命を守るプロフェッショナル

線路は、鉄道の“命”そのもの。
軌道工事は、その命を支える“心臓の鼓動”のような仕事です

どんなに暗い夜でも、
どんなに寒い冬でも、
線路の上にはプロたちの情熱が走っています