皆さんこんにちは!
神奈川県横浜市を拠点に軌道工事などを行っている
谷崎軌道、更新担当の中西です!
電車が走らない深夜、線路の上では分刻みの“リレー”が行われています。
ここでは、はじめての方向けに軌道工事の基本(部材/工法/夜間の流れ/品質チェック/安全配慮)を分かりやすくご紹介します。
レール:車輪を受ける鋼材。継目を溶接して“ロングレール化”すれば乗り心地と保守性が向上。
まくらぎ(枕木):レールを支える部材(PC・木・鋼)。絶縁・締結の役割も。
道床(バラスト):砕石の層。荷重分散と排水を担い、つき固めで剛性を維持。
締結装置:レールと枕木をつなぐ“バネ”。弾性で振動をいなす。
これらが設計どおりの位置(平面・高さ・勾配・カント)にあるかが命。
レール交換:摩耗・傷の進行時に実施。アルミ熱溶接/フラッシュバット溶接で継目を一体化。
まくらぎ交換:劣化・割れ・絶縁不良を更新。
道床補充・つき固め(タンピング):軌道狂いの修正と剛性回復。
砕石清掃(バラストクリーニング):微粉を除去して排水性を回復。
研削(レールグラインダー):波打ちや表面欠陥を整形し、騒音も抑制。
列車見合わせ→保守時間(線路閉鎖)開始
保安設置(見張り・標識・無電化/電化設備の手順)
測量・目標値設定(トロリーや測定器・幾何学データの読み込み)
作業(交換/溶接/タンピング/整形)
出来形計測(軌間・通り・高低・カント)→再調整
撤収・確認運転→運転再開
ポイントは測る→直す→もう一度測る。数値で合格にしてから明け渡します。
軌間:左右レールの間隔。
通り(アライメント):直線・曲線の滑らかさ。
高低(縦断):レールの上下のムラ。
カント:カーブで外側を高くする“傾き”。
→ これらを基準値内に収め、連続性(急な変化がないこと)を最重視。
マルチプルタイタンパ(タンピングマシン):道床をつき固めて幾何を回復。
バラストレギュレータ:砕石を整形し、排水と見た目も整える。
レール削正車:研削で表面を最適化。
軌道更新車:短時間で連続更新を実現する“大部隊”。
隣接線見張り・作業エリア明確化で列車と人の安全を確保。
騒音・振動・粉じんは時間帯・養生で低減。
夜間光害を抑える照明角度、資材の飛散防止、終了後の道の清掃も欠かせません。
日中の輸送を止めないため。短時間に測量→施工→検査→撤収をやり切る“正確さとスピード”が、軌道工事の真価です。
[ ] 工事範囲・内容・列車影響の説明
[ ] 近隣掲示(日時・騒音振動・連絡先)
[ ] 保安・停電/通電切替の段取り
[ ] 測量基準・合格値・記録様式
[ ] 作業後の清掃・資材回収・最終点検
線路は**“測る→直す→測る”**で守られています。
夜の短期決戦で、安全と精度を両立するのが軌道工事の仕事。見えないところで、明日の“いつもどおり”をつくっています。
谷崎軌道では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
神奈川県横浜市を拠点に軌道工事などを行っております。
私たちが最も大切にしているのは、「安全意識」と「チームワーク」。
ぜひ求人情報ページをご覧のうえ、ご応募ください。
皆さまのご応募を心よりお待ちしております!
